馬術・乗馬の基本姿勢

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乗馬・馬術において、まず基本となるのが騎乗姿勢ですが、実際一番良いとされている騎乗姿勢はどのようなものなのでしょう。
今回はこの乗馬・馬術における基本姿勢とその取り方やコツを解説します。

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結論:肩-腰-踵が一直線になる姿勢

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馬術・乗馬の基本的な姿勢は、肩と腰とかかとが一直線になるのが理想と言われています。
なぜこの姿勢が一番良いかというと、一番バランスが安定して、馬への体重のかかり方が一定になりやすいからです。

例えば、踵がこの基本姿勢よりも前や後ろにあった場合、脚が前すぎると上半身が後ろに持って行かれ馬の動きに遅れてしまい、脚が後ろ過ぎると上半身が前にかがみがちになり馬の動きと逆の動きになってしまいます。
このように馬の動きに対して遅れたり反対の動きになるとバランスが一定に保てず、馬は不快感を覚えて動かなくなったり勝手に走って行ったりしてしまう場合があります。

では逆に基本姿勢を取った場合、馬の動きに対して一定のバランスを保つことができるため、馬が不快感を覚える事なく騎座や脚・拳からの扶助に対して集中しやすくなります

実際に私自身もドイツに来てから、この姿勢についてコーチより教えてもらう機会がありましたが、馬術の本場ドイツにおいても基本は変わりませんでした。

基本姿勢のイメージ

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馬術・乗馬の基本姿勢をイメージで表すことがよくあります。そのイメージを全体的なことから部分的なことまでを分けて解説します。

姿勢全体のイメージ

姿勢全体のイメージとしては、自分の体の中に無数のブロックが積まれているイメージを持ちます。このイメージは特に上半身で持つとわかりやすいのですが、体の中のブロックをまっすぐに積み立てるイメージです。

良いバランス・姿勢で馬に乗るためにはまっすぐ乗ることが重要ですが、その際のイメージとして自分の中のブロックをまっすぐと積み立てていくとわかりやすいかもしれません。

逆にブロックがずれて積み上がった状態、例えば首が前に出てしまうなど、そのような状態であるとすぐにブロックが崩れてしまうようにバランスが崩れやすくなります。

脚のイメージ

脚のイメージとしては、上の左の画像にあるように骨盤から出ている錨(いかり)がかかとを通って下にしっかりと落ちていくイメージです。つまりもう少し噛み砕くと、骨盤からの体重がまっすぐ地面に直角にかかとから抜けていくイメージを持ちたいのです。

鞍に座っていますが、必ず鐙にも体重が乗っている状態を目指します。

骨盤のイメージ

これに関しても上の右側の画像がよく表しています。骨盤を水の入ったバケツに見立ててそれがこぼれないように水平に保つイメージです。

また言い方を変えると、普段地面に立っているときに気をつけをした時と同じ骨盤の角度が正しい騎乗姿勢の骨盤の角度です。

頭のイメージ

これはかなり有名なイメージですが、頭を真上から引っ張られているようなイメージを持って馬に乗るイメージをもつと上半身の良い姿勢が取れるかもしれません。

基本姿勢を取る際のコツ

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正しい姿勢のイメージをお伝えしてきましたが、それだけだと本当にできているのかわからなくなることがあります。そこでちょっとしたコツやテクニックについて解説したいと思います。

正しい脚の位置がわかる方法

脚については正しい騎乗姿勢を取るにあたって一番難しい部位かもしれません。先ほど脚のイメージについて解説しましたが、それだけだと本当にできているのか不安になることがよくあります。

そんなときに使えるテクニックが、鐙に一度立つ方法です。
停止した馬の上で一度鐙に立つことによって正しい脚の位置がわかります。停止した馬の上で鐙に立つためにはまっすぐに立つ必要があります。つまり安定して鐙に立てる脚の位置が正しい脚の位置となるのです。

ただし注意点としては、鐙に立ったときに膝を閉めないことです。膝を閉めてしまうと膝に支点ができてしまいまっすぐ立っていなくても鐙に立ててしまう可能性があります。膝はリラックスしたまま鐙に立ち、安定したところで脚の下の方を馬に付け、ゆっくりと座りましょう。

肩の力の抜き方

こちらはかなり単純な方法ですが、意外とこれは効果的なこともあります。その方法は、一度肩に力を入れて一気にストンと力を抜きます。単純な方法ですが、知らない間に肩に力が入ってしまっていることはよくあります。しっかりと力を抜いてあげることで正しい肩の位置に戻すことができます。

正反動でしっかりと座れない人でよくありがちなのが、肩に力が入って肩が上がってしまい、上半身のバランスが高くなって座れないというパターンです。なのでこの方法は正反動にも効果的と言えます。

骨盤のコツ

この骨盤についてもイメージをお伝えしましたが、バケツのイメージだけだとどうもわかりにくいこともあります。
この方法は肩の力の抜き方に少し似ていますが、正しい骨盤の角度がわからなくなったときに効果的かと思います。

その方法は、一度骨盤をしっかり前後に倒してみてから鐙に立ちゆっくり座るというものです。
これをすることによって自分の骨盤の角度がしっかり意識され、よりまっすぐの位置がどこなのかがわかりやすくなると思います。




注意点

反り背に注意

これは特に女性やチルドレンライダーに多くみられるのですが、骨盤の角度が後ろに反りすぎて姿勢が後ろに反ってしまうというものです。確かに良い姿勢と言われるとやってしまいそうになるのですが、これは腰を痛めてしまう恐れがあるので上記の方法を参考に直した方が良いでしょう。

上の見過ぎに注意

これは初心者の方にたまに見られるのですが、顔全体が上を向き過ぎてしまい顎が開いてしまうというものです。おそらくこれは目線を上げる意識を持ち過ぎて顔ごと上がってしまうのだと思いますが、顔は自分の正面をしっかり向いている必要があります。このような癖がある方は、顎を後ろに引く意識を持つと良いと思います。

まとめ

今回は馬術・乗馬における正しい騎乗姿勢とその取り方について解説しました。正しい騎乗姿勢は馬に乗る上での第一歩でもありもっとも重要なところでもあります。
しっかりとした良い姿勢で、楽しい乗馬ライフを!

高橋駿人 顔写真   高橋 駿人/ ShuntoTakahashi
                                              
1996年生まれの馬術選手。種目は総合馬術。
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