ドイツでの馬の手入れ(夏バージョン)

馬術 高橋駿人 ドイツ生活
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ドイツの夏の気候は、日本に比べkてかなり過ごしやすいものとなっています。
例えば、湿気が少ない点や気温がそこまで高くなく30度を超える日はあまりありません。
欠点としては予測不能な通り雨が度々降ることでしょう。

そんなドイツの夏に運動した馬をどのように手入れするかについて今回は書きたいと思います。

そもそも日本では、、

馬術 高橋駿人

馬に乗っている方はわかるかと思いますが、汗をかいた馬を洗うときはしっかりと隅々まで体を洗って、しっかり拭きます。特に蒸し暑い日はなかなかお腹などが乾かないこともあり、大きなバスタオルを使ってしっかり乾くまで拭くことが多いです。

また脚も隅々まで洗ってから、しっかり拭くのが割と常識になっているのではないでしょうか。
私も日本にいるときは、とにかく脚はけいくん(皮膚病)などが怖いため、しっかり拭いて蹄が弱い馬は爪の裏まで拭いたりもしていました。

それでもなお、けいくんができてしまったり馬によっては体の皮膚が荒れてしまうこともあります。

一方ドイツでは、、

高橋駿人 馬術

ドイツに来て、手入れの方法が何か違うのかと思い観察していると、、
目を疑うような光景がそこにはありました。

なんと体を洗っているにも関わらず、手入れが5分以内に終わったのです。

具体的には、
馬を洗い場につなぐ→ホースで水をぶっかける→水を切る→顔をスポンジで洗う→そのまま厩舎に入れる
これで手入れが完了です。

そもそもまず洗い方も勢いよく出した水を馬に当てるだけで、しっかりと擦ったりしません。
そして水切りもさらっと終わらせ、体は完全に濡れている状態のまま厩舎に入れてしまいます。
全く拭かないことにもびっくりしました。(厩舎でほとんどタオルを見かけない、、)

こんなに雑に見える手入れをしていても、馬の毛艶はとても良いし、皮膚病などもほとんど見当たりません。

環境の違いは大きい

なんでこんなことが可能なのか個人的に考察してみました。

まずそもそも、ドイツにいる馬は体が丈夫であるということがあると思います。
馬術競技馬として生産された馬たちだからこそ体が丈夫だということも考えられ、乗用馬の半数以上がサラブレッドなどの日本とは違うというのがあります。
ただ、ヨーロッパ馬でも日本においては皮膚病になってしまうこともよくあります。

だからこそ、一番大きな要因は環境の違いではないかと考えました。
冒頭で説明した通り、ドイツの気候は日本に比べてかなり湿度が低く過ごしやすい暑さです。たとえ濡れたまま放置してもあまり時間がかからずに乾いてしまいます。
そのため蹄や脚も全く拭かなくても良いです。

この環境の違いによって、手入れの仕方にも違いが出てると思われるので、やはりこのドイツ式を日本で行うのはかなり厳しいでしょう、、
普通に考えたら、体に汗疹ができてしまうか脚に皮膚病ができるか、蹄が柔らかくなりすぎてしまい問題が起きるか、のどれかになってしまう可能性が高い気がします。

やはり馬術の本場はヨーロッパ

もちろん馬術の技術的な面で、日本よりもヨーロッパが優れているというのは言わずもがなですが、こういった環境的な面においてもヨーロッパは馬術をするにあたって有利になっているのではないでしょうか。
これに関しては覆しようがないので、困ったものです、、。

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